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資格の役割 その仕事には資格が本当に必要?

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資格の役割
私たちが抱く資格というイメージは、その資格がないとその職業に就けない、その仕事ができないのではないか、という漠然とした先入観を持っている人が多いのではないでしょうか。国家資格であれば、なお更そういうイメージを抱きますね。

実際は、そういう資格もあればそうでないものもあります。
公的資格にもそういうものがあります。

例えば、公的資格である毒物劇物取扱責任者を例にとると、この資格を取らないと毒物劇物は取り扱えない、と思い込んでいる人はいませんか。
毒物劇物は資格が無くても取り扱えます。ただ、毒物劇物を取り扱う事業所では、一定の能力が認められる責任者を置きなさいと法律で定めています。この責任者になるには資格を取得しないとなれません。

他の例をあげれば、マンション管理士という国家資格がありますが、マンション管理士は、管理組合側へアドバイスすることを内容とした資格です。それでは、無資格者はアドバイスできないかというと、そうではありません。資格をもっていなくともアドバイスできますし、仕事として成立させることは可能です。ただし、「マンション管理士」という名称は使えないことになっています。いわゆる名称独占資格というものです。資格のない人は、「マンション管理アドバイザー」のような名称を肩書にすれば大丈夫です。
ただし、国で定めた名称独占資格の他に、資格名称が商標登録されている場合には、資格にその名称は使えませんので注意が必要です。

資格と免許の違い
資格と免許の違いってなんだろう、と悩む人も多いと思いますが、国や自治体の法律によって一般の人が禁止されている行為をする場合には免許が必要。免許をとるのに必要な条件が資格試験合格というように理解すれば概ね大丈夫かと思います。資格試験に合格しただけでは禁止されている行為をすることができませんが、すぐに登録すれば免許また登録証を取得できるものや、合格後一定期間の実務経験が必要とか、講習を受けることなどの条件などがあり、免許ごとに手続きは異なります。一般的に資格=免許というように理解してしまいますよね。
免許と資格の相違がわからなくなるもう一つの要因として、同じ公的資格なのに、ある資格は、禁止行為を対象とした資格であるのに対し、別の資格は、禁止行為を対象としていないという資格が混在しているとい事情もあります。前者は免許が必要で、後者は不要。
また、同じ禁止行為をできる資格なのに、管轄する行政によって、免許という表現だったり登録証という表現であったりと、一貫していないことが混乱を生じさせるもとかも知れません。

一方、民間の免許は、それぞれのルールで定めていますので、免許の意味合いも取得方法もさまざまです。例えば、生け花や茶道の世界では、それぞれの免許というものがあるでしょう。
資格=免許かも知れません。

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